安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

公開日: 更新日:

「北陸3県は絶対的な保守地盤ではあるものの、さすがに高木氏には冷たい目が向けられている。若き日のパンツ泥棒疑惑に飽き足らず、パー券収入までくすねていたわけだから」(自民党関係者)

 離党勧告を食らって追い出された世耕弘成前参院幹事長は、体よく鞍替え。二階俊博元幹事長が、公設秘書を務めた三男への世襲をもくろむ和歌山2区に無所属で出馬する。5日に後援会メンバーを招いて「熱い思い」を伝える緊急集会を開く予定。共産も立てるものの、保守分裂にかき消されそうだ。

「地元を取り仕切る二階氏の長男は三男への禅譲が面白くない。世耕氏に急接近するなど、不穏な動きを見せていましたが、どうも袖にされたようです。世耕氏が出馬強行に至ったのは二階氏側からの不出馬要請が決め手。〈それほど厳しい情勢なら勝てる〉と踏んだ」(地元政界関係者)

 下村氏と同じく党員資格停止中の西村康稔元経済産業相(兵庫9区)には立憲と維新が挑む構図だ。西村氏は辻立ちに精を出すなどし、現職アピールで逃げ切ろうとしている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償