10選を目指す菅元首相に消えぬ「体調不安説」目はうつろ、“国民のために働く”どころじゃない?

公開日: 更新日:

 衆院選では神奈川2区から立候補し、10選を目指しているものの、街頭で支持を訴える姿を映した動画に対しても懸念する声が出ている。

 複数のSPに囲まれながら、白いワイシャツ、黄色のネクタイ姿で歩いているのだが、聴衆から左肩をポンポンと叩かれても表情はこわばったままで、目はうつろだったらからだ。

 SNS上でも《安倍政権の参謀と言われた時の雰囲気がない》《当選しても仕事ができるのだろうか》《本人はやる気満々なのだろうが、少し休んだらどうか》といった声が目立つ。

「権謀術数の策士」「スガーリン」と呼ばれ、官僚人事を意のままに操り、学術会議の任命拒否問題など、独善的な言動が問題視された菅氏。体調不安がささやかれても引退しないのは、果たして「権力欲」か、それとも「たたき上げの政治家としての意地」なのか。

 ちなみに「国民のために働く内閣」を掲げた当時の自民党広報部長は丸川珠代・元五輪担当相(53)=東京7区=だったが、丸川候補は「国民のため」ではなく「自分のため」に裏金作りしてピンチに立たされている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋