トランプやプーチンの警護官も使用 フィットネスアプリ「ストラバ」が要人の位置を特定?

公開日: 更新日:

 フランスの有力紙、ル・モンドがトランプ次期大統領やプーチン大統領をはじめとした各国要人の居場所がフィットネスアプリ「ストラバ」を通じて特定できると報じた。「ストラバ」は携帯やパソコンにインストールしてサイクリングやランニング時に使用するアプリ。自分が走ったコースや距離、位置情報などをSNSで公開、共有できることなどから支持を集め、全世界で数千万人のユーザーがいるといわれている。

「ル・モンド紙によれば、フランスのマクロン大統領の警護隊のメンバーらが、ランニングの際にストラバを使用して走行経路や位置情報を公開していたことで、マクロン氏の位置も突き止めたと報じています。また、同紙はマクロン大統領だけではなく、トランプ次期大統領やプーチン大統領の警護官らも同アプリの公開アカウントを所持しているとも伝えています」(外信部記者)

■アプリの利便性と危険性

 要人の位置が警護者のアプリによって特定可能だとは驚きだが、「ストラバに限らずフィットネスアプリには利便性の半面、危険性もある」とITジャーナリストの井上トシユキ氏は指摘する。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々