著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

秋篠宮ご夫妻の間にある悠仁さまの将来像の微妙な温度差 東大はトンボ研究にベストの大学か?

公開日: 更新日:

「この時代に“帝王学”という言葉が適切かどうかはともかく、悠仁さまがその準備をいつから始めることができるのか気がかり」と心配するのは宮内庁OB。秋篠宮さまは昨年の誕生日会見で、悠仁さまが大学に進んでも「しばらくは学業優先になる」と語り、帝王学については「あまり前向きでない様子がうかがわれた」(皇室記者)という。

 宮内庁OBは「秋篠宮さまと紀子さまでは息子の将来についての考えが微妙に違う」と話す。

東大や筑波大など、よりいい大学へと願う紀子さまは自身がイメージする天皇にふさわしい経歴の構築を目指しているように映る。一方、秋篠宮さまが求めるのはもっと実質的なもの」

 ここでいう「実質的」とは、好きな勉強・研究に励むこと。昨年の会見でも悠仁さまの進路に関し「本人が何をしたいかが一番大事」と秋篠宮さまは強調。学校から帰宅するとすぐに机に向かいながら、その合間を見つけて、最も関心があるトンボの調査にいそしんでいると明かした。

「悠仁さまの進学先候補として、秋篠宮さまの頭の中に東大はなかったはず。昆虫の研究を続けるのに東大がベストとは考えていなかった」

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 3

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 9

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 10

    「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」