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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

ついに推薦入試ネット出願登録スタート…悠仁さま“東大進学論争”の根本原因は政治家の怠慢

公開日: 更新日:

悠仁さま東大や筑波大を目指すようになった背景には紀子さまの焦りがある」と話すのは宮内庁OBだ。この15日から東大の推薦入試(学校推薦型選抜)のインターネット出願登録が始まった。筑波大も24日からスタートし、難関大の推薦入試戦線が本格化する。

「紀子さまが悠仁さまに箔をつけなければと考えるようになった原因は政治家たちの怠慢にある」

 宮内庁OBは一向に進まない女性・女系天皇議論が秋篠宮家の平静を奪ってきたと指摘する。

「どう転ぼうと早く決着をつけてほしいというのが多くの皇族の本音。次世代の天皇を抱える秋篠宮家としては、悠仁さまと愛子さまを比べるような現状は由々しき事態というほかない」

 小泉純一郎政権下で発足した「皇室典範に関する有識者会議」は2005年11月、「女性・女系天皇が不可欠」との結論を出している。しかしその後、保守右派の反発もあり、この19年間、何の決着も見ないまま、現在に至っている。

「女性宮家の創設まで俎上にのぼり、女性皇族は身動きがとれなくなってしまった。そうした中で自らの意志を貫いたのが小室圭さんとの結婚を果たした眞子さんだった」(宮内庁OB)

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