裏金自民「赤い羽根募金」への寄付は新たな“抜け道”か? トンチンカンぶりにSNSドン引き

公開日: 更新日:

《どこまでもピントがずれとるな》《いくら寄付しようが犯罪は犯罪だよ》――。

 ネットに投稿された意見を見る限り、評価する声はほとんど見られない。自民党が26日、裏金事件の「政治的けじめ」として、「赤い羽根」で知られる社会福祉法人「中央共同募金会」に寄付する方針を固めた、と報じられたことだ。

 自民は23日の役員会で、党費などを原資に一定額を寄付する方針を決定。森山裕幹事長(79)が会見で、「国民に理解をいただける形にしていくことは大事だ」と発言していた。

 寄付額は政治資金収支報告書の不記載相当額(約7億円)を上回る額といい、自民は裏金事件の幕引きを図りたい考えだ。

「ご協力、よろしくお願いします!」

 小中学生の頃、先生と一緒に駅前や繁華街に立ち並び、募金箱を両腕に抱えて声を張り上げた人も多いだろう。呼びかけに応じて募金した人の左胸などに赤い羽根を付けてあげると何となく自分が誇らしい気分になったものだが、これが裏金自民の寄付となると違和感を覚える人も少なくないようだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?