もう元の価格には戻らない?「令和のキャベツ騒動」年始から高騰収まらず、適正価格の議論加熱

公開日: 更新日:

■進まぬ価格転嫁に生産者も困窮

 昨年の「令和の米騒動」は全国的にコメが不足したため。コメの適正価格をめぐっても議論が巻き起こり、生産者からは「長年価格転嫁が進まず、高騰した今が適正価格に近い。今までが安すぎた」との指摘も出た。どうやら、キャベツにも同じことが言えそうだ。

野菜は20円程度の値上げでも買い控えが起こってしまうため、値上げしづらい。キャベツは『安いもの』という消費者の意識が強かったのか、価格転嫁が進みませんでした。経営状況が厳しい生産者も多く、中には今回の高騰でようやく採算が取れた人もいる。こうした現状を理解してもらい、高くてもキャベツを買って生産者を応援してほしいです」(JAグループ愛知の広報担当者)

 はたしてキャベツの「適正価格」は受け入れられるのか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  2. 2

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  3. 3

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  4. 4

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  5. 5

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  1. 6

    山本舞香が義兄Takaとイチャつき写真公開で物議…炎上商法かそれとも?過去には"ブラコン"堂々公言

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  4. 9

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 10

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた