靴の汚れは「細かいことに気が回らない人」の印象に
■靴下・ストッキング
男性の靴下は、ズボンや靴の色に合った落ち着いた色味(黒・紺・グレーなど)が基本です。短すぎてすねが見える靴下は不向き。ふくらはぎまで隠れる丈を選びましょう。毛玉・色あせ・はき口のゆるみは「だらしなさ」を感じさせる原因になります。
女性は、ストッキングに伝線や破れがないか確認しましょう。予備をカバンに入れておけば自分の備えになるだけでなく、誰かのピンチにもスマートに対応できます。
■靴
靴は他人の目に留まりやすい部分です。汚れやかかとのすり減りは「細かいところに気が回らない人」という印象につながります。高価な靴かどうかよりも、きちんと手入れされているかどうかが大切です。帰宅後にほこりを払い、ツヤを出す。雨の日はしっかり乾かす。そんな日々の習慣が足元からの信頼感につながります。
■動作と連動する“下半身”こそ丁寧に
下半身は、歩く・座る・立つといった動作のたびに視線が集まる部分です。いくら服装が整っていても、音を立てて歩いたり、姿勢が乱れていれば印象は損なわれます。背筋を伸ばして静かに歩き、座るときも足元の乱れに気を配る。所作とともに装いを整えることが好印象への近道です。
■今週の身だしなみチェック(下半身編)
●ズボンやスカートの丈は適切で、シワやヨレは目立っていませんか
●靴は丁寧に磨かれ、かかとのすり減りや汚れはありませんか
●靴下・ストッキングは色・状態ともに適切ですか