著者のコラム一覧
金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

靴の汚れは「細かいことに気が回らない人」の印象に

公開日: 更新日:

■靴下・ストッキング

 男性の靴下は、ズボンや靴の色に合った落ち着いた色味(黒・紺・グレーなど)が基本です。短すぎてすねが見える靴下は不向き。ふくらはぎまで隠れる丈を選びましょう。毛玉・色あせ・はき口のゆるみは「だらしなさ」を感じさせる原因になります。

 女性は、ストッキングに伝線や破れがないか確認しましょう。予備をカバンに入れておけば自分の備えになるだけでなく、誰かのピンチにもスマートに対応できます。

■靴

 靴は他人の目に留まりやすい部分です。汚れやかかとのすり減りは「細かいところに気が回らない人」という印象につながります。高価な靴かどうかよりも、きちんと手入れされているかどうかが大切です。帰宅後にほこりを払い、ツヤを出す。雨の日はしっかり乾かす。そんな日々の習慣が足元からの信頼感につながります。

■動作と連動する“下半身”こそ丁寧に

 下半身は、歩く・座る・立つといった動作のたびに視線が集まる部分です。いくら服装が整っていても、音を立てて歩いたり、姿勢が乱れていれば印象は損なわれます。背筋を伸ばして静かに歩き、座るときも足元の乱れに気を配る。所作とともに装いを整えることが好印象への近道です。

■今週の身だしなみチェック(下半身編)

●ズボンやスカートの丈は適切で、シワやヨレは目立っていませんか
●靴は丁寧に磨かれ、かかとのすり減りや汚れはありませんか
●靴下・ストッキングは色・状態ともに適切ですか

【連載】それ間違いかも?ビジネスマナー常識チェック

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