会食の場でスマホを食卓の上に置くのはNG
名刺交換や書類の受け渡しの場では、相手の視線は自然と手元に集まります。名刺入れがボロボロだったり、ペンが壊れかけていたりすると、それだけで信頼感を損ねてしまうことも。
さらに、書類を乱暴に渡す、ペンをくるくる回すといったクセがあると、どんなに服装を整えていても台無しになってしまいます。
■スマートフォンとデジタルマナー
スマートフォンも、いまや「持ち物の一部」です。画面に指紋がびっしり、カバーが破れていたり黄ばんでいたりすると、それだけで印象は大きく下がります。さらに、ビジネスや会食の場で、スマートフォンを食卓の上に置くのは避けたいもの。相手への敬意を欠いた行為と受け取られかねません。
また、お店の人や相手に無断で料理や席を撮影するのも配慮に欠けた行動です。持ち物だけでなく、その使い方にも品格が問われる時代です。
■いざというときの「備え」も身だしなみ
バッグの中には、清潔なハンカチや、予備の名刺、替えのストッキングやマスクなど最低限の備えを入れておくと安心です。自分を助けるだけでなく、誰かのピンチにも対応できます。準備ができている人からは余裕が感じられ、それだけで信頼を得やすいものです。