米バージニア州の農場で結婚指輪を紛失→15年後に奇跡の発見も持ち主の“誓い”は今や…

公開日: 更新日:

 奇跡が起きたのは今年6月11日のこと。ダレンさんの妻サマンサさんが農場でトウモロコシを植える作業をしていた際、耕された土の上に何か光るものがあるのに気がついた。それは、汚れた小さな金色の指輪だった。

 ダレンさんはおばからの引き継ぎを覚えていた。付箋も保管していたので、すぐにウェインさんに連絡。ウェインさんが指輪の特徴と刻印された文を正確に答えたため、翌日、農場を訪れたウェインさんに指輪を返還した。

 偶然に加えて、元オーナーの付箋、それに現オーナー夫妻の誠意によって生まれた心温まる奇跡なのだが、この話にはもうひとつ、ひねりが……実はウェインさん、指輪を失くした当時の妻と13年に離婚。写真の女性は現在の妻エイミーさんだ。

「50エーカー(約20ヘクタール)もある農場で、こんな小さな指輪が見つかるなんて、信じられませんでした」とウェインさん。離婚によって指輪の結婚の誓いの意味は失われたが、「それでも、この指輪には特別な思い出があります」と語った。

  ◇  ◇  ◇

 悲喜こもごもの結婚エピソードをもっと読みたいなら、下の【関連記事】も必読だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変