婚活相手の「モラハラ」や「激昂」…それは本当に“地雷”? 相手の見抜き方とリスク回避
本当に注意すべきは「自己中心的で、相手の意見を聞かない、尊重しない」という性格です。これこそがモラハラの本質だと思います。こうしたものは隠せないので、結婚前の交際中でも会話の端々に表れて、会員からのクレームや不満で発覚することが多いです。ちなみに「モラハラ」は突然激昂するなどの「ヒステリー」とセットで現れることが多い。急に怒鳴り出す、強く命令する、相手を束縛する。毎日電話をさせたり、細かく行動を監視する。これらはすべて自己中心的な性格から来ています。
相談所では、こうしたリスクを減らすための仕組みが整っています。最初は下の名前すら明かされず、交際成立後に初めて本名や連絡先がわかります。さらにファーストコールは必ず電話で、ショートメールやLINEは、タイミング悪く電話に出られなかった時のみ使います。相手が昨日会った人なのかどうか、耳で確認するためです。万が一交際終了後に連絡が来た場合も、相手方の相談所に連絡し、指導の依頼をするなど相談所間で対処します。
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