「神経締め」基本の5つ徹底チェック 魚の伝道師・上田勝彦氏が実況中継

公開日: 更新日:

ワイヤを刺すのは十分に血抜きしてから

 上田さんは放血させている間に竿を持ち直し、1匹釣っている。その1匹を生かす用のバケツに放したところで、血抜きした1匹を取り上げて血抜き完了を確認すると、ワイヤを取り出した。神経締めだ。

「眉間の穴からワイヤを入れ、尾の先まで通して自律神経を破壊するのが神経締めで、死後硬直の時間を遅らせるのが目的です。なるべく魚の神経の太さに合わせたワイヤがベター。神経がしっかりと破壊されると、食べるときの身の色が透き通ってきます。それが神経締めをうまくできた証しです」

 ネット上では、釣ってすぐ生きた状態の魚の眉間にワイヤを刺し、バタバタしながら締められる動画もよく見かける。あれは間違いだ。「魚に血が残るのでおいしくありません」という。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手