クマが山形から秋田まで50キロ移動し再出没 放獣か、捕殺か…判断基準は県によってバラバラ

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 放獣時の6月はクマの出没がそれほどあったわけではなく、同じクマが長距離移動して再び秋田に現れたことが報じられると、ネット上には「それぐらい常識だろう」と、放獣の判断を批判する書き込みが相次いだ。

■福島県、岩手県、宮城県は状況によって判断

 放獣か、捕殺か。その判断は自治体によって分かれる。秋田県と青森県、新潟県、富山県は捕獲した個体は全頭駆除しているが、福島県、岩手県、宮城県は状況によって判断するという。長野県は11月、クマが嫌がる行為を学ばせて山に戻す「学習放獣」を一時休止し、駆除する方針に転換した。

「クマは回帰性が高いので食べ物の味を覚えると、5キロや10キロの距離を戻ってくる。放獣した個体が移動して、人身被害を起こしたら大変なことになります」(青森県自然保護課担当者)

 判断基準がバラバラだと「こっちは必死で駆除しているのに、そっちが山に返したから被害を受けた」と、モメかねない。

  ◇  ◇  ◇

 相次いだクマ被害については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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