(2)葬儀に訪れた人が“本人”と握手をし、声をかけ、別れを告げる
遺体の一部にメスを入れ、ホルマリンなど何種類もの薬液を調合して作った、その遺体にふさわしい衛生保全液を動脈に注入する。その圧力で血液が静脈から押し出され、衛生保全薬液が全身に回る。腐敗の進行を抑えられる上、全身の肌の色、艶、張りなどを、まるで生きているかのようにさせることができるのだ。さらに、必要に応じて顔の損傷の修復やメークを行う。
費用は15万~35万円。「日本では火葬するから、特段の必要がない」ともいわれてきたが、2024年の施術件数は全死者の5.1%を上回る8万2068件に至る。


















