(2)葬儀に訪れた人が“本人”と握手をし、声をかけ、別れを告げる
「ご葬儀場で、亡くなった人が、背もたれのある椅子に堂々と背広を着てメガネをかけて座っていた。訪れた人たちが、その人と握手をし、『ありがとうございました』などと言葉をかけている光景を目の当たりにしたんです」
故人さまもご遺族も、何て幸せなんだろうと、胸が熱くなったと述懐する。
日本でのエンバーミングは、アメリカで技術を習得した川崎医科大学(岡山県倉敷市)解剖学教授(当時)の池田章さんが1974年に医学教育・研究のために導入したのが最初だ。葬儀社では、1988年にアルファクラブ武蔵野(埼玉県川口市=当時)が初めて実施。遺体をドライアイスで保全するのが一般的な日本では、アメリカほど普及しなかったが、衛生管理と外見修復の技術として徐々に知られるようになった。
現在は、一般社団法人「日本遺体衛生保全協会(IFSA)」が資格制度を設け、専門教育を実施。それを受けて資格を得たエンバーマーが281人。全国91カ所のエンバーミングセンターで施術を行っている。
具体的に何をするのか。
■関連記事
■関連キーワード
-
しっぽのお医者さん~ねこ医院長のぽかぽか日記 【動物&飼い主ほっこり漫画】第120回しっぽのお医者さん「ボクが引き取りたかった…」
-
日本の皇族存続への危機と「愛子天皇待望論」 天皇皇后が訪問したオランダ・ベルギーの次期王位は「女王」に…欧州では男系優位の「サリカ法典」は過去のもの
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い
-
人生100年時代の歩き方 モバイルバッテリーはどれくらいの衝撃・温度で爆発するのか? 意外に知らない火災発生の仕組みと発火のサイン
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 生成AIに乗り遅れるな!「AIコミュニティー」に50万円を一括払いする太っ腹シニアの焦り
-
今、こんな「昭和の街」が大ブーム 高輪「つばめグリル」冷製オードブルとハーフアンドハーフでアフタヌーンビアはシニア世代の特権


















