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井上理津子ノンフィクションライター

1955年、奈良県生まれ。「さいごの色街 飛田」「葬送の仕事師たち」といった性や死がテーマのノンフィクションのほか、日刊ゲンダイ連載から「すごい古書店 変な図書館」も。近著に「絶滅危惧個人商店」「師弟百景」。

(4)お別れの時間を大幅にコントロールできるのもメリット

公開日: 更新日:

「何を優先するかですが、父は『子供を煩わせたくない』というタイプの人だったので」

 エンバーミングは、「生前に近い、きれいな姿」になることが強調されがちだが、このように「お別れの時間」を大幅にコントロール(50日まで)できるのも大きなメリットだ。

 最後の対面をエンバーミングによってあたたかいものに──。それは、遺族がやがて前向きに歩く糧となる。

【連載】遺族の悲しみを軽減させるエンバーミング

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