小腹すいたときのおやつに最適 記者が見つけた粉もんorパンの名店【粉もん編】
玉子焼 田村(兵庫・明石)
■創業80年 卵1個多い「上」は風味が最高!
創業80年を迎える老舗店の取材に行く前、同僚に忠告された。「地元では明石焼きなんて言うたらアカンよ。玉子焼きと言わな門前払いを食らうで」。上20個(1100円)を注文。焼き上がりはカスタードクリームの香りを感じた。
「生地は小麦粉、じん粉、北海道産の昆布出汁、卵で作っていて、『上』には『並』より卵を1個分多く入れているんです。『並』でも十分卵が効いているけど、より味が濃くなり、卵感が随分と増しますよ」とは、3代目の田村ひろみさん(56)。並20個(1000円)との100円の差は卵の量の差。なるほど、玉子焼きと呼ぶ理由が実感できた。
そして玉子焼きの命ともいえる出汁。地元の専門業者からカツオなど5~6種類の素材を調合したものを仕入れているが、客は「味が全然違う」「よその店のは薄いけど、ここのはしっかりしてコクがある」「香り、風味が抜群やな」と絶賛している。
「自分で言うのも何だけど、これは確かにおいしいわよ」と田村さんも笑顔満開だ。
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