小腹すいたときのおやつに最適 記者が見つけた粉もんorパンの名店【粉もん編】
晴れた休日に遠出することなく、散歩してみるのもオツだ。いつもと違う街の姿に触れ、気持ちも軽くなる。さて、小腹がすいたら、どうしようか。パンか粉もんで本格的な食事へのつなぎとしよう。まずは粉もん編だ。
◇ ◇ ◇
■たこ焼き通り 北半丁(大阪・堺)
あれっ? たこ焼き(8個500円)にソースも青のりもカツオ節もかかっていないぞ。1つ口に運ぶと、中の具はタコと天かすだけで、ネギもショウガも入っていなかった。たこ焼きの概念を変える、この作り方こそが、人気を呼ぶ秘密だった。
キーワードは出汁。店主の大塚美保さん(58)はグイと胸を張った。
「ウチのは出汁を効かせたたこ焼きなの。カツオをメインにサバなど3種類。薬味類は出汁の風味を飛ばしてしまうから一切使いません。まずはそのまま食べてね」
■薬味は一切なし、まるでシュークリーム
確かにコクのある塩味とともに出汁が効いてうまい。そしてソース(写真(左))、ゆずソース(同(右))で味変を楽しむ。出汁のふくよかなうまみでどちらも上品な味わいだが、気になったのは大きさと皮だ。オーソドックスなたこ焼きに比べて1.5倍ほどの大玉で、皮は箸でなかなか切れず洋菓子職人が「シュークリームに似ている」とうなったという。これがおいしさの第2の秘密だ。
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