動物園で推し探し パンチ君だけじゃない!かわいさたっぷり希少動物図鑑(前編)

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クオッカ(危急種)埼玉・こども動物自然公園 

 クオッカは「世界一しあわせな動物」として知られる。口角が上がり、顎の筋肉が発達しているため、笑っているように見えるからだ。野生では最大でも約2万頭とされる。

 埼玉県こども動物自然公園では、コアラやオオカンガルーなどオーストラリアの動物を多く飼育していた縁で、2020年3月、開園40周年を記念して来園した。

 一番の注目は、6年前にオーストラリアから初めて来園した4頭のうちの1頭「ビビ」で、「ピコ」も人気だという。

「ビビは当園で飼育している9頭のメスの中で体が一番大きく、他のクオッカが近づくと、追い払ってしまうくらい気が強い。また、他の個体より一回り小さいピコも人気です。昨年生まれて母親と行動することが多いですが、好奇心が旺盛な個体で飼育係にもよく近づいてきます」(担当飼育係の野口真嗣さん)

 クオッカは耳が非常に良く、大きな音を警戒するため、近くでは大きな音を出さないよう対応しているという。野生では低木の葉や草、木の実などを食べるが、飼育下では2種類の乾草やカンガルー用ペレット、園内で採れた木の葉やユーカリを与える。特にペレットを好むそうだ。

 カンガルーと同様、有袋類で子育ても独特。妊娠期間は約27日で1グラム未満の未熟なこどもを産み、基本的に1度の出産で生まれるのは1頭だ。

「赤ちゃんは目も見えず毛も生えていない状態でありながら自力で母親の育児嚢(おなかの袋)まで移動し、その中で約6カ月過ごしてから顔を出します。運良く出産のタイミングに出合わないと、生まれているのかが分かりません」(担当飼育係の野口真嗣さん)

 育児嚢の動きや膨らみ方を見てこどもがいるかを判断しているというから驚きだ。

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