著者のコラム一覧
若月澪子ルポライター

1975年生まれ。ジャーナスリト。大学卒業後、NHK高知放送局・NHK首都圏放送センターで有期雇用のキャスター、ディレクターとしてローカル放送の番組制作に携わる。結婚退職後に自殺予防団体の電話相談ボランティアを経験。育児のかたわらウェブライターとして借金苦や終活に関する取材・執筆を行う。生涯非正規労働者。ギグワーカーとしていろんな仕事を体験中。

「士業で独立」を夢見る中高年の理想と現実 60歳を過ぎても役に立つ資格とは

公開日: 更新日:

60歳を過ぎても仕事に結びつく資格は「エッセンシャルワーク」の資格

 60歳を過ぎても仕事に結びつく資格は、介護福祉士 、教員、保育士などのエッセンシャルワークだ。こうした仕事は人手不足が常態化している。これらの資格なら、60歳を過ぎた人でも引く手あまたなのだ。

 Aさんはこの春から都内の小学校の学童保育で週3回、子供たちの見守りの仕事に就くという。

「時給は最低賃金ですが、家で一人でぶらぶらしてるよりはマシ。ボケ防止 と運動不足解消にはなるでしょう」

 「社労士」のような簡単には取得できない資格は、年を重ねると仕事が減っていく。堅い職業のようで、実態は過酷な競争があるのが士業だ。60歳を過ぎても「集客」できる人脈やスキルがなければ、無謀な開業になりそうである。

 中高年以降の資格取得は、理想と現実を十分に見分ける必要があるだろう。(後編に続く)

【連載】年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩

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