アベノミクスで「億り人」になった62歳 それでも「手に入らなかった」人生の後悔
「兄やその子供たちに私の遺産が行くんでしょうけれど、それはイヤだなぁ」
お金があっても一緒に生活を楽しんでくれる人がいない。Aさんに何か起こった時、助けてくれる人はいるのだろうか。
「隣家に兄貴一家が子どもや孫と一緒に住んでいます。でも普段は交流がほとんどないですね。私が死んだら、兄やその子供たちに私の遺産が行くんでしょうけれど、それはイヤだなぁ。そう思うと、こんなにお金があっても仕方ないですよね…」
「資産」とはお金に限らない。家族、友人、健康、時間までもが資産なのだろう。お金はそれを繋ぐ潤滑油に過ぎない。生活費を削ってまで投資にお金を注ぐ「NISA貧乏」が話題になっているが、将来不安に固執すると、本当に大切なものを見失う危険がある。
一人ぼっちの「億り人」Aさんは、死ぬまでにお金を使い切れるのだろうか。

















