「何を捨てたらいいかわからない」人のための「捨てる」方法

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「掃除には、人生を変える力がある」と提唱する、そうじ力研究家の舛田光洋氏は、部屋をキレイにすることで、人の行動が変わり、思い(心)が変わり、そして人生までも変えるという--。本稿は、舛田光洋氏の著書『あなたの部屋は、あなた自身です。』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。

■捨てることは、過去も未来も断ち切ること

 僕たちは、人生の中で「ものを捨てたくなる時期」というものを、いく度か経験しているものです。では、どういう時期に、人は捨てたくなるものなのでしょうか。

 それは、これまで続いていた“何か”を断ち切りたいときではないでしょうか。たとえば、離婚、リストラ……など、大きく挫折したとき。

 また逆に一念発起して、資格を取ろうと勉強を始めるとき。こういった時期に、僕たちは人生を一旦リセットし、新生するために、捨てるという行為をしますよね。

 僕の提唱する「そうじ力」の、「捨てる」には仏教の禅宗の言葉「前後裁断」の考えが入っています。

 “前後”とは過去と未来のこと、“裁断”は切り離すことです。

「未来まで?」と、思われる人もいるかもしれませんが、禅では、過去に引っ張られる人も、未来を考えすぎる人も、いまを生きていないと捉えるのです。

■古い自分を脱ぎ捨てることだけが、成長を促す

 脱皮の習性がある節足動物や爬虫類は、脱皮できないと死ぬといいます。
こうした生物は、脱皮するときも“命懸け”です。

 ザリガニは古い殻を脱ぐのに、1週間前から断食をして準備に入ります。

 殻を脱ぐのは1時間程度ですが、足が引っかかるなどして、完全に脱ぎきれないと死亡のリスクがあるのです。

 人は、脱皮しません。
 でも、古い自分を捨てながら成長していきます。

 成長できなくなればそれは、生きていても死んでいるようなものです。
 
人生に希望とやる気をもてなくなれば、人は年齢に関係なく老います。

 しかし古い自分を捨てるのは、なかなか難しいこと。

 部屋の不要なものを捨てることで、いつしか古い自分を脱ぎ捨て、成長していった方々を、僕はこの20年の間にたくさん見てきました。

「やりたいことがわからない」

 そんな人は、次の「捨てる」を実践してください。

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