バブル景気絶頂前、リーマンショック前、そして現在…データが示す「中学受験熱」時代と変わる価値観
また、「地元の公立中学は少し荒れていると聞くので不安だ」といった理由から、いじめなどのトラブルを避け、心穏やかな6年間を過ごしてほしいと願う親心も、私立志向を後押しする大きな要因となっています。
今後の展望として、首都圏における中学受験熱が急激に冷え込むことは考えにくいと私は見ています。少子化によって子どもの絶対数は減っていくため、総受験者数自体はゆるやかに減少していく可能性がありますが、18%を超える「受験率」は高止まり、あるいは微増していくのではないでしょうか。
私立高校の無償化も追い風となり、中堅校の受験者数も増えており、中学受験はもはや特別な層だけのものではなく、幅広い層が検討する選択肢となりました。だからこそ、周りに流されて「なんとなく」参戦するのではなく、各家庭が「何のために受験をするのか」という明確な目的を持つことが、今後の厳しい中学受験を乗り切る最大の鍵となるはずです。
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