バブル景気絶頂前、リーマンショック前、そして現在…データが示す「中学受験熱」時代と変わる価値観

公開日: 更新日:

 また、「地元の公立中学は少し荒れていると聞くので不安だ」といった理由から、いじめなどのトラブルを避け、心穏やかな6年間を過ごしてほしいと願う親心も、私立志向を後押しする大きな要因となっています。

 今後の展望として、首都圏における中学受験熱が急激に冷え込むことは考えにくいと私は見ています。少子化によって子どもの絶対数は減っていくため、総受験者数自体はゆるやかに減少していく可能性がありますが、18%を超える「受験率」は高止まり、あるいは微増していくのではないでしょうか。

 私立高校の無償化も追い風となり、中堅校の受験者数も増えており、中学受験はもはや特別な層だけのものではなく、幅広い層が検討する選択肢となりました。だからこそ、周りに流されて「なんとなく」参戦するのではなく、各家庭が「何のために受験をするのか」という明確な目的を持つことが、今後の厳しい中学受験を乗り切る最大の鍵となるはずです。

  ◇  ◇  ◇

 クロちゃんも中学受験経験者だったが?●関連記事【こちらも読む】中学受験に落ちたクロちゃんが2浪して京都西山短大仏教学科に入学するまでの紆余曲折…もあわせて読みたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に