著者のコラム一覧
藤倉善郎ジャーナリスト

1974年、東京都生まれ。カルト問題を20年以上にわたり取材。2009年にニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を創刊し、総裁就任。著書に「『カルト宗教』取材したらこうだった」など。「徹底検証 日本の右傾化」(塚田穂高編著)、「だから知ってほしい『宗教2世』問題」などの共著も多数。

宇宙人が大好きなフリーセックス教団の「合宿」で見た異様な光景

公開日: 更新日:

「オールウェイズ、オールウェイズ、コンドーム!」(常にコンドームを!)

 昼間はホールで、教祖や幹部のレクチャーを受ける。

「いろんな人とセックスすると脳のニューロン(神経細胞)が活発になって頭が良くなる。僕のパートナーは僕だけでなく、たくさんの人とセックスを楽しんでいます」(幹部)

 それ以外は自由行動。夜はダンスパーティーも行われる。「モーニング娘。」の曲が大音量で鳴る中、オッパイを丸出しにして踊り狂う若い女性もいた。会場の隅では韓国人の男性信者グループが「あなたとヤリたい」と日本語を何度も練習してから「よし!」と掛け声を上げ、ダンスの輪の中に突進していった。

 とはいえ、その辺で無造作に乱交しているわけではない。信者たちはホテルのカラオケルームを「メーク・ラブ・ルーム」と名付け、予約制で順番に使ったり、自分たちの部屋や近くのラブホテルに行って楽しんでいたようだ。

 筆者は信者女性とちょっといい雰囲気になることすらなかった。モテない人間はフリーセックス教団の中でもモテないという、つらい現実を突きつけられた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 2

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  3. 3

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  4. 4

    参院選千葉で国民民主党に選挙違反疑惑! パワハラ問題で渦中の女性議員が「証拠」をXに投稿

  5. 5

    石破首相の参院選応援演説「ラーメン大好き作戦」ダダすべり…ご当地名店ツラツラ紹介も大半は実食経験ナシ

  1. 6

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  2. 7

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  3. 8

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  4. 9

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  5. 10

    「サマージャンボ宝くじ」(連番10枚)を10人にプレゼント