周来友
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周来友ジャーナリスト、タレント

1963年、中国生まれ。87年に私費留学生として来日、95年に東京学芸大学大学院卒業。週刊誌上で中国事情について執筆するほか、情報番組やバラエティー番組にも出演。通訳・翻訳の派遣会社を経営する傍ら、ジャーナリスト、タレント、ユーチューバー(「地球ジャーナル ゆあチャン」)としても活動。

在留カードで年間1億4000万円荒稼ぎ「偽造」のウラ稼業は今に始まったわけではない

公開日: 更新日:

 今年9月、警視庁と兵庫県警など5県警からなる合同捜査本部が千葉県旭市で出入国管理法違反容疑の中国籍の男女5人と日本人の計6人を逮捕した。日本で生活する外国人向けの「在留カード」を偽造し、ネットで販売。年間で最高1億4000万円もの荒稼ぎをしたという。

 このウラ稼業は、何も今頃始まったわけではない。1990年代から不良外国人の間で盛んに行われていたのだ。最初はイラン人の偽造テレホンカード。500円と1000円の使用済み磁気カードを切断し新たな磁気情報を加えて、アルミ箔で連結した。中国人は、イラン人から100枚を1000円でまとめ買いして、同胞たちに1枚100円で転売を始めた。

 その後、密入国やオーバーステイ外国人の急増で、偽造パスポートや偽造外登証書(外国人登録証明書)の需要が高まり、ウラ稼業は空前の大繁盛。インターネットがまだ発達していなかった当時は、中国人が発行するフリーペーパーに広告を載せて集客した。

 相場は偽造パスポートと偽造外登証書は各3万円、セットなら5万円。不法滞在者たちはこのニセ身分証明書で不法就労し、せっせと円稼ぎをしていた。

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