リベンジポルノ投稿者は高校の恩師だった…米国での裁判の判決に批判殺到!

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 米国であるリベンジポルノに関する裁判の判決が物議を醸している。

 ニュージャージー州に住むケイトリン・キャノンさん(29)は2018年3月、友人から「あなたのヌード写真がネットに出ている」と知らされた。チェックすると、確かにオランダのポルノサイトに14枚の写真が掲載されていた。

 写真は2016年に当時の交際相手に自撮りして送ったものだった。その後、スマホをなくしたとの連絡を受けていたが、なぜその写真がネットに……。

 依頼を受けた弁護士が調べたところ、IPアドレスなどから投稿者は、なんとケイトリンさんの母校の数学教師クリストファー・ドイルだった。ケイトリンさんも授業を受けていた。

 これを知ったケイトリンさんは強い精神的ショックを受け、その後5年間もパニック障害に苦しみ、繰り返しセラピストの治療を受けるなど悪夢のような日々を送った。

 ドイルがどのように写真を入手したかは明らかになっていないが先日、ドイルを訴えた裁判の判決が出て、陪審はドイルに賠償として1万ドル(約146万円)をケイトリンさんに支払うように命じた。

 たった1万ドル!? ネットでは「被害者が受けた苦痛を考えるとあまりに軽すぎる」との批判が噴出している。

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