1日の乗降客数265万人の池袋駅を抱える東京都豊島区の分煙事情

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■たばこ税30.9億円なのに区指定喫煙所は4カ所のみ

 さらに民間事業者に対する喫煙所設置の助成制度においても、豊島区は設置にあたっての助成限度額が800万円で、維持管理経費は設置から5年間を対象に年間60万円となっている。これに対して港区は、設置費は面積に応じて200万円から最大で1000万円(屋内20平方メートル以上)、維持管理費は助成年限なしで年間150万円である。維持管理費だけをみても豊島区の2.5倍。しかも助成年限なしという点が大違いだ。

 豊島区はホームページの中で、「民間事業者等による公衆喫煙所設置等助成」について<喫煙所の整備を促すことで、区民の快適な生活環境を実現します>と言及している。そして令和6年度も4月1日から12月27日まで助成金交付申請を受け付けているが、「相談はあるが申請件数はゼロ」(環境保全課)だという。

 同じ東京でありながら23区内における分煙環境整備の格差は歴然としている。ターミナル駅や繁華街を抱える区はその実態に即した対応が不可欠だろう。分煙環境整備に本腰を入れて取り組んでもらいたいものである。(おわり)

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