12歳少女を性的虐待、獄中で殺害計画…米東部で30歳の鬼畜に懲役35年の実刑判決が

鬼畜（チャンドラー・カルデンテ被告、米ロードアイランド性犯罪者登録データベースから）

　12歳の少女を誘惑して性的虐待、逮捕後の勾留先から殺害を企てた──6月10日、米ロードアイランド州で、こんな鬼畜に懲役35年の実刑判決が下された。

　2021年夏、チャンドラー・カルデンテ（31=写真、ロードアイランド性犯罪者登録データベースから）は17歳の少年を装い、メッセージアプリを通じて少女と知り合い、数カ月かけて信頼関係を築き、少女を操るように。同年12月、カルデンテは少女を車で連れ回した後、複数回にわたり性的接触を行った。

　その後、州当局に「未成年者誘惑」および「第一級児童性的虐待」の容疑で逮捕され、アダルト矯正施設（ACI）に勾留された。

　ところがカルデンテの犯罪はここで終わらなかった。なんと証言を妨げるため、少女の殺害を計画。電話で外部の第三者に連絡を取り、少女を殺害するよう依頼したのだ。依頼相手が実はロードアイランド州警察の潜入捜査官であったため計画はあえなく失敗。「殺人依頼」の罪でも起訴された。

　さらにカルデンテは過去にも性犯罪で有罪判決を受けていた再犯者であったことも判明。量刑確定を受け、そのあまりの悪質さに、改めて衝撃が広がっている。