13歳元教え子の子供を28歳で出産! 性的虐待で起訴された米小学校教員に、被害少年は「僕が迫った」
キャロン被告は娘を19年4月、被害少年が13歳、自身が28歳の時に出産し、周囲には被害少年が父親であることを隠ぺいするために、「父親とは関係が切れている」などと説明していたという。
事件は本来、子供を守るべき教員の立場を悪用し、児童に深刻な被害を与えたとして社会的に非難されているが、被害少年はキャロン被告をかばっている。ニュースメディア「メール・オン・ライン」の取材にこう訴えた。
「関係を迫ったのは僕なんです。先生は僕にグルーミング(信頼関係を築き、性的行為に誘導すること)をしたり、セックスを強要したり、操ったりしたことはありません。すべての告発を取り下げてほしい」
父親は、被害少年の主張こそ「グルーミングによる洗脳の結果だ」と非難している。アメリカの未成年に対する性犯罪事情に詳しい在米ジャーナリスはこう説明する。
「事件が起きたニュージャージー州では性的同意年齢は16歳です。16歳未満との性的関係は同意の有無にかかわらず、法定強姦または性的暴行と見なされます。キャロン被告がすべての罪状で有罪となった場合、最大懲役40年が科される可能があると言われています」
グルーミングによる洗脳か、年齢差を超えた純愛か――裁判の行方に注目が集まる。
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