心臓が止まりかける度に蘇生…米テネシー州の死刑執行に「拷問だ」と倫理的議論が噴出
複数の目撃者によると、ペントバルビタールによりすぐに意識を失うはずだったブラックは「痛くてたまらない」と叫び、目に見えて苦しんでいる様子だったという。弁護団は「依頼人は今日、拷問の末に死に至ったと考えます」と述べ、ICDの内部データと検死結果を分析し、執行中にICDが心臓にショックを与えたかどうかを調査すると語った。
米死刑情報センターによると、ICDが作動したままの死刑執行は米国史上初。ニューヨーク大学の生命倫理学の専門家アーサー・キャプラン氏は、「テネシー州は彼を死に至らしめようとしている一方で、ICDは彼を生かそうとする」と述べ、倫理的矛盾を指摘した。
ブラック死刑囚は1988年、別れ話のもつれが原因で、交際相手の女性(当時29)と彼女の娘2人(当時9、6)を銃で射殺した罪で死刑判決を受けた。
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