「だからあなたをレイプした」米32歳男がSNSで犯行を自白→逮捕…懲役2~4年の実刑判決へ

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 2021年にAP通信がこの事実を報じたことをきっかけに、同検事局による再捜査が始まった。21年末にクリアリーを第2級性的暴行罪で起訴。クリアリーはフランスに逃亡中だったが、米連邦保安官局(USMS)が指名手配。24年4月に現地で逮捕され、同年中に米国へ強制送還された。

 今年7月に裁判が始まり、10月20日、懲役2~4年の実刑判決が下された。

 事件と裁判では、「司法制度は大学での性的暴行の被害者を守れていない」との批判が相次いだが、キーラーさんが判決後に、ABCニューズのインタビューでクリアリーを「許す」と語って注目を集めた。

「許しは被告を自由にするだけでなく、私を自由にするのです。怒りを持って生きたくないし、贖罪を信じている。被告はまだ良い人生を送り、良い人間になる力を持っている」

 そして「私の物語が他の女性の力になることを願っています」と語った。

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