川崎市「公園禁煙化」に見る分煙の未来(中)公園の利用実態や規模に応じて柔軟に対応
その結果、常駐管理者がいる18カ所の公園に喫煙スペースが設けられることになったのだが、試行錯誤だったという。
当初は、「禁煙」が原則の公園に喫煙スペースがあるのはおかしいという理由で、灰皿やパーティションなどの目隠しは設置しない方針だった。だが、そうなると吸い殻ポイ捨ての問題がどうしても出てくる。誰もが携帯灰皿を常に持っているとは限らないからだ。
公園内の禁煙には、受動喫煙の防止と同時に美観維持という目的もある。灰皿を置くかどうかといった喫煙スペースの仕様は、各公園の利用実態や規模に応じて、常駐管理者と協議のうえ決定することになった。
「常駐管理者がいる公園なら、ポイ捨て行為などのマナー違反があれば注意できる。また、5人の公園巡回指導員が市内の公園をパトロールし、禁煙の場所でたばこを吸っている人がいれば指導します」(緑政部みどりの管理課)
ただ、公園内の原則禁煙によって、新たな問題も浮上している。公園から追い出された喫煙者が、路上でたばこを吸うケースが散見されるのだ。 (つづく)
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