合法ですよ! 大麻由来成分「CBD」を嗜んでみたら…“都会のオアシス”で極上チル体験

公開日: 更新日:

 サントリーホールディングス会長だった新浪剛史氏が麻薬取締法違反の疑いで捜査を受け、会長職を電撃辞任したのは今月1日のこと。それから連日のように報道されたのが、日本でも合法な大麻由来成分のCBD(カンナビジオール)だ。日本国内でも関連製品が数多く流通しているが、「何ソレ?」「安全なの?」と感じた人も多いはず。そこで記者は「CBDの嗜み方」を学ぶべく、都内の専門ショップへ足を運んだ。

  ◇  ◇  ◇

 向かったのは、CBD商品を取り扱うVapeMania恵比寿店。駅から徒歩3分の好立地で、「都会のオアシスとして新たに誕生したチルスポット」をうたう。チルとは英語の「chill out」(くつろぐ、落ち着く)に由来し、リラックスした状態を指す言葉だ。

 恵比寿店が入るのはビル8階。店内は白やグレーを基調にした落ち着いた雰囲気で、カウンター5席のこぢんまりしたつくりながらも“隠れ家”感がたまらない。ソファが置かれたテラス席は緑に囲まれ、確かに「オアシス」がしっくりくる。

 記者3人でカウンター席に座り、ドリンクを注文。「CBDコーヒー」、11種類のスパイスを入れた「麻炭スパイスコーラ」、魔酒といわれるアブサンをノンアルコールで再現した「アブサントヘヴン」をオーダーした。ドリンクにはCBDの他、CBG(カンナビゲロール)やCBN(カンナビノール)のオイルを無料トッピングできる。

 どれも似たような名前でややこしいが、期待できる効果に違いがあるという。VapeManiaを運営する取締役の弓削勝利さん(45)が次のように解説してくれた。

「例えばCBDは会社の面接やプレゼン、試験の前とかリラックスしたい時に使われますね。CBGは集中力を高めたい時に使われることが多く、クリエーティブな職業の方に人気です。CBNは寝る前、お休みタイムに使う方が多い印象です」

 オイルを舌の裏に垂らして摂取するもよし、ドリンクに混ぜるもよし。ほぼ味がないのでドリンクに入れても気にならない。CBDコーヒーにCBDオイルを追い打ちしたが、スッキリとした味わいだった。

 ちなみに、新浪氏が捜査を受けたのは、知人から送られてきたサプリメントに大麻由来の「THC」(テトラヒドロカンナビノール)が残留限度値を超えて含まれていた疑いがあるため。THCは、いわゆる「ハイ」や「ブリブリ」な状態を引き起こす恐れがある成分だ。一方、CBDやCBG、CBNには向精神作用はない。

 ドリンク片手にメニューをめくっていると、「グラビティ・ボング体験」なる聞きなじみのない言葉が。ガラス製の円筒内に水を入れた機器を使い、着火したCBNハーブの煙を吸うもので、水たばこに近いという。

 試してみると、水で冷やされた煙はマイルドな口当たり。調子に乗って肺いっぱいに煙をため込み、吐き出すと激しくせき込んだ。ヨモギをいぶしたような香りが口いっぱいに充満したが、吸いごたえは抜群。2、3回と繰り返すうち、やがて「チル」が訪れた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    愛子さまが8月に伊勢神宮「式年遷宮」視察へ 将来は「祭主」を継ぐ可能性も

  3. 3

    北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた

  4. 4

    暫定措置は7月で終了へ…「資格確認書」「マイナ保険証」迫るタイムリミットの対処法

  5. 5

    「ブルーカラー・ビリオネア」には到底なれない…60代の元ブルーカラーは今無職

  1. 6

    巨人前監督のことは笑えない 妻や娘に容赦なく「キャンセル」される孤独オジサンの老後

  2. 7

    飛行機に乗ることが目的でいいのか? 『沸騰ワード』人気企画「マイル修行旅」に向けられる厳しい視線

  3. 8

    「元祖」2店もタモリもマツコもバラバラ…シーズン到来の冷やし中華は具材もタレも我流がうまい

  4. 9

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  5. 10

    松下洸平「電撃婚」のお相手も?「プロ彼女」の“日陰”すぎるリアル

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン