米フロリダ州の女が元夫2人を同じ日に射殺…2つの事件が発覚したワケ
米フロリダ州で17日、男性2人が別々の場所で射殺された。2人には共通点があった。同州シトラス郡に住むスーザン・アバロン(51=写真、マナティ郡保安官事務所の公式サイトから)という女の元夫で、それぞれこの元妻に殺害されたとみられている。
最初に発覚したのは、同州ブラデントンに住む最初の元夫(54)が殺害された事件。チャイムに応えて自宅ドアを開けた瞬間に撃たれたという。マナティ郡保安官事務所の捜査員が駆けつけたとき、男性はまだ意識があり「撃ったのは元妻だと思う」と告げた。すぐに病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。
同事務所は、近所の防犯カメラの映像などから、アバロンの自宅を突き止めた。捜査員が自宅にいたアバロンに元夫について話を聞きたいと尋ねたところ、「どっちの?」と聞き返してきたという。
この発言から捜査員は、同州タンパに2番目の元夫が住んでいることを知り、タンパ警察に安否確認を依頼。捜査員が元夫宅を訪れたところ、数発の銃弾を受けて死亡しているこの男性を発見した。
捜査当局は最初の夫を殺害した容疑でアバロンを逮捕。アバロンは最初にタンパの元夫を殺害し、その後、ブラデントンの元夫を殺害したとみられる。アバロンと2人の夫には計5人の子供がいて、長年、親権争いがあったといい、当局は犯行動機など事件の全容解明を進めている。

















