旧商工ファンド大島会長 着々と「取り立て」逃れ

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 脅迫まがいの取り立て、貸しはがしが社会問題化した商工ローン大手のSFCG(旧商工ファンド)が、ついに倒産に追い込まれた。負債額3380億円は史上5番目の規模だが、この日に向け、大島健伸会長(60)は着々と「取り立て逃れ」の準備を進めていた。

 東京・渋谷区松濤。都内屈指の高級住宅街でも、ひときわ目を引く大豪邸こそ、大島会長が妻と独身の息子と3人で暮らす家である。

 地上2階、地下2階の建物の延べ床面積は1275平方メートルにも及ぶ。476坪という広大な敷地の資産価値は「1坪550万〜600万円。総額25億円は下らない」(地元不動産業者)とされ、敷地内の「守衛所」の面積だけでも42平方メートルと、一般の単身向けマンションより広いくらいだ。

 大豪邸の完成は1996年11月。その3年前の93年1月に238坪の土地を購入し、95年10月に隣接する238坪の土地を競売で競り落とした。土地・建物ともに大島会長のファミリー企業名義となっており、現在は今年1月まで会長の妻が代表だった「ブルーバード」という不動産会社が所有している。

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