「中国移動」iPhone投入で日本製スマホもガラパゴス化

公開日: 更新日:

 日本のスマートフォンメーカーは、息の根を止められたも同然だ。
 22日、米アップルのiPhoneが来年1月17日に、中国の通信最大手「中国移動」から発売されると正式発表されたからだ。

 iPhoneの価格は未定だが、ターゲットは富裕層だから、おそらく4000元(約6万8000円)前後。日本メーカーと、完全にバッティングする価格帯だ。
 市場関係者からは早くも、「高級モデルばかりの日本のスマホメーカーが、中国市場で唯一食い込めそうだったのが、この高価格帯。iPhone参入で、その芽も摘まれてしまう」と嘆き節が聞こえる。

 もっと深刻なことが危惧され始めている。日本製スマホの“ガラパゴス化”が一気に進むというのだ。

「中国で最も売れているのは、<1000元スマホ>と呼ばれる約1万7000円の激安価格帯で、今後アジアやアフリカで売れるのも、こうした廉価モデルだといわれています。ところが日本のスマホメーカーは、その国のユーザーがどんな機能を求め、どんな価格帯が売れるのかを探る努力をほとんどせず、ドコモやKDDI、ソフトバンクが求める高価格モデルばかりを横並びでつくっています。こうした戦略は、世界のスマホ市場のニーズに逆行しているのです」(中国在住ITジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本人の「知性低下」を露呈した東京五輪…政治家も官僚も私利私欲に走る

  2. 2

    実は計算づくだった? 石橋貴明と鈴木保奈美の「離婚発表」が7月になったワケ

  3. 3

    菅首相の五輪強行がトドメか?衆院選まさかの「自公過半数割れ」に現実味

  4. 4

    安倍前首相の五輪開会式トンズラ…「逃げた」「無責任の極み」と大ブーイング

  5. 5

    競泳・池江璃花子ついに400mリレー登場も…「五輪出場は運命」発言“炎上”のナゼ

  6. 6

    東京五輪「呪われた開会式」大手メディアが決して書かない“舞台裏”をドキュメント

  7. 7

    小山田圭吾“陰湿いじめの舞台“となった和光学園の「共同教育」とは…担当者に聞いた

  8. 8

    五輪開会式直前に演出の小林賢太郎氏が解任…やはり抜擢は“クリエイターの天皇”人脈だった

  9. 9

    東京五輪にスポンサーから続々NO! TV観戦増でCM効果上昇のはずが放映中止ドミノの可能性

  10. 10

    五輪開会式「極秘演出」がまさかのダダ漏れ! 臆面もなく再びゲーム頼みか

もっと見る