姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。アジア・ビズ・フォーラム主宰。日刊ゲンダイでの連載などをもとに「ポストコロナと中国の世界観」(集広舎)。

<第1回>東芝の白物家電を手に入れた「美的集団」の正体

公開日: 更新日:

 シャープ本体、そして、東芝の白物家電事業――。日本を代表する電機メーカーが中国・台湾企業に次々、買収される時代がついに現実となった。これはほんの序章にすぎない。世界市場を席巻し始めた中国メーカーの実態は? この先どこまで成長するのか。

 3月30日、東芝の白物家電売却が世界シェア2位(台数ベース)の中国家電大手「美的(ミデア)集団」との間で最終合意に達した。売却金額はたったの537億円。日本の家電業界は「あまりに安い買い物だ」とア然だ。この美的という家電メーカーは、いったいどんな企業なのか。

「特色ある会社というイメージはありません。とにかく商品が多すぎるんです」

 上海の会社員・沈紅さんは、美的についてこう語る。彼女が言うとおり、美的は商品こそ豊富なラインアップを誇るが、これといった技術がなく、「企業の顔となる商品を持たない」のが逆に特色だ。

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