野村不動産HD買収へ 日本郵政に囁かれる西室前社長の呪縛

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 日本郵政がマンション「プラウド」ブランドで知られる野村不動産HDの買収に動く――。市場関係者は色めき立っている。

「買収額は数千億円規模といわれます。日本郵政は全国2万以上の郵便局をはじめ多くの不動産を保有していますが、不動産ビジネスのノウハウはなく、いわば宝の持ち腐れでした。今回の買収劇からは、不動産業を経営の柱に据えたいという意気込みが伝わってきます」(証券アナリスト)

 日本郵政は2007年の民営化後、東京駅前の商業施設「KITTE(キッテ)」など不動産開発を手掛けてきた。ただ、遊休地の活用など経営課題は多い。関係者によると、日本郵政は昨年秋ごろから、野村不動産HDの株式33%を保有する野村HDと買収に向け話し合いを続けてきたという。

「日本郵政は17年3月期に約400億円の最終赤字を見込んでいます。15年に買収したオーストラリアの物流大手トール社に絡み、4000億円以上の減損を計上するためです。こうしたマイナスイメージから脱却するため、成長性のある不動産ビジネスへの進出をブチ上げたのでしょう」(株式アナリストの黒岩泰氏)

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