旅籠屋 甲斐真社長<1>全共闘にどっぷり遣った高校生が…

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 郊外の幹線道路沿いに立つ自動車旅行者のための宿泊施設「モーテル」。アメリカではポピュラーなこのモーテルを日本で初めてチェーン化し、全国66カ所で展開するのが株式会社旅籠屋だ。

 ベンチャー企業の経営者として「創業以来、奮闘する日々です」と語る代表取締役の甲斐真氏だが、40歳を過ぎるまでは起業など考えてもいなかった。「家族は一流大学に入って一流企業に就職するような人生を私に望んでいました」と甲斐氏は自身の過去を振り返る。

「昭和27(1952)年に今の北九州市で生まれました。父は八幡製鉄所(現在の新日鉄住金)に勤める東大卒のサラリーマン。父のきょうだいもみんな東大ですし、母方の祖父は旧制高校でドイツ語を教える、いわゆるエリート家系でした。特に教育熱心だったのが父方の祖母です。明治の女性で自分の力を世に生かせない悔しさを子に託したのでしょう。テストで満点が取れなかった息子に短刀を差し出して『腹を切れ』と言うような、異常なほど厳しい人でした。孫の私もよく物差しでひっぱたかれましたよ。私は一人っ子だったので家族の期待は非常に高いものでした」

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