著者のコラム一覧
藤井聡京都大学大学院工学部研究科教授

1968年、奈良県生まれ。。ニューディール政策等についての安倍晋三政権内閣官房参与に2012年着任、10%消費税増税の深刻な問題を指摘しつつ2018年12月28日に辞職。著書に『経済レジリエンス宣言』(編著・日本評論社)『国民所得を80万円増やす経済政策──アベノミクスに対する5つの提案 』『「10%消費税」が日本経済を破壊する──今こそ真の「税と社会保障の一体改革」を』(いずれも晶文社)など多数。

<4>「消費増税待ったなし!」というデタラメを叫ぶ愚か者

公開日: 更新日:
2014年4月、消費税は3%から8%に。増税に伴い、吉野家の牛丼は並盛りが280円から300円に値上げへ。当時のサラリーマンの大きな話題となった(C)日刊ゲンダイ

「日本の財政危機は深刻だ。だから消費増税はもう、待ったなしなのだ!」――。

 これが、一般的な消費増税推進論者たちの主張だ。

 しかしこの主張は、「真実」をしっかりと認識する冷静な人びとからすれば鼻で嗤うほどに滅茶苦茶でデタラメな代物だ。

 その理由は実にさまざ… 

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