中村芳平
著者のコラム一覧
中村芳平外食ジャーナリスト

1947年3月9日、群馬県生まれ。早大卒。「週刊サンケイ」の契約記者などを経てフリーに。近著に「居酒屋チェーン戦国史」(イースト新書)。

1700店舗展開「モンテローザ」はホワイト企業に脱皮なるか

公開日: 更新日:

 居酒屋「白木屋」「魚民」「笑笑」「山内農場」など35業態約1700店舗を展開する「モンテローザ」は、長時間労働などから2018年度のブラック企業大賞にノミネートされた。そのモンテローザが、人手不足を背景に月2回休業日を設定し、ホワイト企業に生まれ変わろうとしている。

 モンテローザの創業者・大神輝博は大分県の高校を卒業後、18歳で上京。新宿・歌舞伎町の高級クラブで呼び込みから始めた。適性があったのだろう、呼び込みだけで一晩20組以上1万6000円稼ぎ、店の仕事もやって20日勤務で三十数万円稼いだ。大卒の初任給が月3万円の時代だ。24歳で高級クラブの総支配人に抜擢された。大神は3店舗の店を8店舗に増やした。

 店のオーナー経営者が大神の才覚を認め、800万円を貸し、のれん分けのような形で独立させた。1975年、25歳でパブ「モンテローザ」を開業した。まだカラオケもなかった時代、ピアノの生演奏を入れて歌えるようにした。ホステスに「飲み代の50%をキャッシュバック」し、集客した。3店舗まで増やしたが掛け売りが多く、嫌気が差したという。82年6月「つぼ八新宿3丁目店」がオープンした。大神は店が終わった後、馴染みの客と朝まで営業している同店を訪れた。

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