楽天社員から日本初「無人古本屋」起業 店主の発想と工夫

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 その思いと、自宅にたまった本がつながった。開店前年の12年の初めごろのことだ。

 無人古本屋の構想は中西さんオリジナル。本を読んだり、古書店や野菜の無人販売所を回ったりするうちに出来上がっていったという。

「古本屋を30店ぐらい回りました。客として入り、店主に『僕もやってみたいんですよね』と話しかけると、『客が何も買わずに店を出ていくのが一番ストレスだね』とか、いろいろ教えてくれました。僕もそのストレスは受けたくないなと思って、無人店の発想が浮かび、野菜の無人販売所を見て回りました」

 当時、中西さんは会社員だから、古本屋を始めても店には週2回ぐらいしか顔を出せないという事情もあった。かといって店員を雇うには金がかかる。当然ながら、無人店は周囲の誰からも「うまくいかない」と大反対された。

「誰からも反対されるということは、むしろ新しい発想なんだと思いました。もし、本が全部盗まれても、もともと自分のものだから痛手は少ないので、ますますやってみたいなと思いました」

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