低迷する「いきなり!ステーキ」 V字回復への起死回生策は

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 厚切りステーキをリーズナブルな価格で提供し、ステーキブームを牽引して来た「いきなり!ステーキ」(ペッパーフードサービス運営)だが、一時の勢いに陰りが見えている。しかし、ここに来て起死回生の策として、家族のほか、会社での接待といった大人数での利用を促すことで挽回を図ろうとしているという。

 2013年、東京・銀座に1号店をオープンしてからしばらくは、高品質のステーキが気軽に食べられる「立ち食い」をウリに、60%ほどの高い原価率を客の高い回転率でカバーすることで利益を生み出してきた。糖質制限というダイエット法がブームになったことも勢いに拍車をかけた。その結果、2017年10月にペッパーフードサービスの株価は8230円の高値をつけた。

 しかし、自社の店舗同士が競合になるほど猛烈な出店攻勢や、「ステーキ屋松」(松屋フーズ)、「やっぱりステーキ」(やっぱりグループ)、「アッ!そうだステーキ」(チムニー)、「カミナリステーキ」(モンテローザ)といった他社の参入による既存店の対前年比売上高の落ち込みや、ニューヨーク進出の失敗などが明るみに出ると失速。2018年12月期決算(連結)は、ニューヨークの11店舗中7店舗の閉店に伴う12億円近い特別損失の計上が響き、売上高635億900万円(前期比75.3%増)に対して、最終利益はマイナス1億2100万円に沈んだ。

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