有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

コクヨ<上>ぺんてるの“実質筆頭株主”に急浮上したワケ

公開日: 更新日:

 6月26日、筆記具大手ぺんてるは東京・日本橋小網町にある本社で株主総会を開いた。社長の和田優が株主総会で何を語るのか。文具業界最大手、コクヨは固唾をのんで見守っていた。

 ぺんてるは株式を上場していない。筆頭株主は東証1部に上場している投資会社、マーキュリアインベストメントが運営するファンドである。マーキュリアは2018年1月、ぺんてるの社長の座を追われた創業家3代目、堀江圭馬の持ち株を買い取り、37.45%を保有する筆頭株主となった。取得金額は70億円程度とみられる。

 5月10日、コクヨはこのファンドに101億円を出資したと発表。同ファンドの支配権を得た。コクヨはファンドを通して、ぺんてるの事実上の筆頭株主となったことを意味する。

 ぺんてるの経営陣は不意打ちを食らった。社長の和田は急きょ、従業員を集めて、こう宣言した。

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