重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

「ヤマトHD」の誤算 2四半期連続で営業赤字に陥った背景

公開日: 更新日:

 宅配クライシス――ネット通販の拡大に伴う取扱荷物数の急増に配送体制が追い付かず、一時はサービス網の崩壊さえ取り沙汰された宅配便最大手のヤマトホールディングス(HD)。“総量規制”や大口の法人顧客を中心とした値上げに、ドライバーの待遇改善などが功を奏して窮地を脱したかに見えたが、「思わぬ落とし穴」(関係者)が待ち受けていたようだ。

 今期から反転攻勢に出るハズだったヤマトHDがいきなりつまずいた。2019年度第1四半期(1Q、4~6月)決算で61億円の営業赤字(前年同期は95億円の黒字)に陥ったのだ。18年度4Q(19年1~3月)も160億円近い損失を計上しており、2四半期連続の営業赤字となる。

 最大の誤算は宅配便の取扱数の伸び悩みだろう。今年度は1.8%減だった前年度から一転、4%増の目標を掲げて臨んだものの1Qはわずか0.3%増。6月単月だけで見ると、前年同月比2.7%減の前年割れに終わった。

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