大手外食チェーンはダメなのに 高級店「5%還元」の不条理

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 経産省の資料によると、小売業・サービス業の中小・小規模事業者は、資本金5000万円以下。小売業は従業員数50人以下、サービス業は100人以下とある。そのほか課税所得の限度額など条件はあるものの、1万5000円のコース料理をメーンにするフレンチでも、その店が中小企業だったら5%還元の対象となるのだ。

 経産省のHPにあるポイント還元「登録加盟店」を検索すると、確かに値の張りそうな高級飲食店が次々と出てきた。銀座界隈の寿司店、焼き肉店、懐石、イタリアン……。1人1万5000円のディナーを2人で食べたら合計3万円。ポイント還元は1500円相当になる。

「高級店で食事をできる人は限られているし、それなりに収入のある人たちでしょう。コンビニのおにぎりを買ってコツコツとポイントを貯めたり、給料日に近くのファミレスで家族そろって食事をするような家庭はポイント還元の恩恵をそれほど受けられない。どう考えてもおかしい」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 ポイント還元は来年6月末まで続く。もっと庶民に優しい制度にならないものか。

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