野田岩 金本兼次郎社長<1>200年続くうなぎの老舗の5代目

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 うなぎの老舗、野田岩。徳川家斉の寛政年間に創業された200年続く老舗だが、5代目・金本兼次郎社長(91)は異色の経営者だ。

 老舗の殻を破り、次々と新規事業に挑戦。百貨店を皮切りに、パリにも出店、4店舗を展開する一方で、うなぎのレトルトパックを開発し、野田岩を年商15億円の食品グループ企業にまで育て上げた、中興の祖だ。

 そんな金本が生まれたのは東京・飯倉4丁目(現東麻布)、今の野田岩本店があるところだ。男5人女3人兄弟姉妹の長男で、小さい頃から跡継ぎとして厳しく鍛えられたという。

「生まれた時から『おまえは5代目なんだから』と言われ、その分大切に育てられたとも思います。お小遣いは他のきょうだいよりたくさんもらった。ただし、仕事に関しては厳しかった」

 朝は早くから起こされ、起きなければ先代にふとんを引きはがされ、2階から引きずり下ろされる。それでも寝ぼけていれば葉物野菜を洗った冷たい水をぶっかけられる。

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