赤字に苦しむ「いきなり!ステーキ」が高級店を傘下に収めた理由

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 立ち食いステーキ店「いきなり!ステーキ」が、いよいよ苦境に立たされている。2017年4月から続いていた既存店の前年比売上高のプラスが2018年3月以降はマイナスに転じ、マイナス35.2%(8月)、マイナス33.6%(9月)、マイナス41.4%(10月)とここ3カ月で大幅に減少している。不調から抜け出せずにいるのは、急速な出店による自社店舗同士の客の奪い合い、人件費や材料費の高騰に伴う値上げ、他社参入や消費者の飽きなど、さまざまな要因が挙げられている。

 今期予定していた210店舗の新規出店を115店舗と半分近くに削減。しかし、それでも出血は止められなかった。飲食業界の平均水準よりも高待遇で従業員を大量採用したこともコスト増を招いた。

 いきなり!ステーキを運営するペッパーフードサービスは当初、2019年12月期の通期業績を売上高764億円、営業利益20億円と見込んでいたが、11月14日、売上高665億円、営業利益マイナス7億3000万円と赤字での着地に大幅修正。業績不振の44店舗の退店などによる特別損失を計上、期末配当を見送る結果となった。前期もニューヨークでの退店による減損を計上しているため、2期連続で最終赤字となる。この発表によって1株1600円台で推移していた株価は1400円前後まで下落した。

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