「テックポイント」日本の半導体ビジネスの活性化に貢献
謹賀新年。2020(令和2)年の株式劇場も幕を開いた。米大統領選挙を中核に相変わらずイベント満載で金利と株価のバトルは今年も続く。右往左往せず明確な目標と強い意志を持つことが一番望まれる。
東証マザーズにJDR(日本預託証券)として上場しているテックポイント・インク(6697)。
12年4月に米シリコンバレーのサンノゼで設立されたファブレス半導体メーカーだ。
本社は米国だが、ドライブレコーダーや電子ミラーなど車載エレクトロニクスの先進技術開発が盛んな日本に、日本法人「テックポイントジャパン」を設立。次世代半導体製品の開発を推進、監視カメラや車載カメラ向け半導体で人々の安心・安全に貢献することを目指している。
監視カメラ向け半導体は、将来的にはCMOSセンサーまで含め、半導体とセンサーを一気通貫供給できる存在を目指しており、シェアの上昇を図る方向。