第2次黄金期に突入!「リソー教育」は理想的な投資対象
先週、リソー教育(4714)の2020年2月期の第3四半期決算説明会が行われ、「少子化に焦点を絞ったビジネスモデルが奏功、第二次黄金期に突入している。今後5年間は高成長が続く」と、同社は力強いコメントをしている。
リソー教育は、首都圏中心に富裕層の子供をターゲットに、個別指導、幼児教育などのサービスを提供している。肝心の生徒数の伸びは、個別指導受験塾「TOMAS」がプラス9.3%、100%プロ社会人家庭教師の「名門会」がプラス5.1%、名門小学校・幼稚園受験指導の「伸芽会」がプラス14.8%と絶好調。
また学校の中にTOMASを設置する「スクールTOMAS」は、昨年11月末で52校が導入済で、2020年2月末に70校、来期には100校との契約を目指すとしている。
数年前から導入してきた学校の進学実績が表れはじめ、少子化の環境の中、生き残りをかける学校が受験対策として積極的に導入しているようだ。
足下の株価低迷は、第3四半期(3Q)の営業利益が弱かった事も一因か。累積でなく単独で見ると、第2四半期(2Q)の営業利益は前年同期比プラス11.0%の13.99億円だったが、3Qはマイナス10.9%の5.05億円に留まった事が大きい(3Qの売上高は9.3%増、営業利益は季節性があり、2Qは3Qより営業利益は大きくなる)。